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Japan Amusement Expo 2019 (Japanese)


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皆さん、こんにちは。

Japan Amusement Expo(ジャパンアミューズメントエキスポ、以下『JAEPO』と記載します)をご存知でしょうか。今年1月、クライアント様からいただいたチケットがきっかけでこのイベントに参加させていただきました。今回は『JAEPO 2019』を紹介いたします。

會場外

今年の『JAEPO』は1月25日、26日、27日の3日間、東京ゲームショウなどでおなじみの幕張メッセで開催されました。初日の25日は業界関係者のみ入場可能なビジネスデイ、26日と27日は一般公開日でした。今回、私はビジネスディで入場しましたので、一般日の雰囲気と違うかもしれません。会場隣のホールは『闘会議』ゲーム大会の祭典が行われており、両方のイベントへの参加も可能です。

会場に向かう途中には、イベントの広告や案内パネルもたくさん並んでいました。

『JAEPO』の受付にて手続き後、入場します。

最初は『セガ・インタラクティブ』のブースへ行って参りました。

こちらのコーナーでは『StarHorse4』『WCCF FOOTISTA 2019』『けものフレンズ3 プラネットツアーズ』、『maimai でらっくす』などのアーケードゲームとクレーンゲームが設置されており、体験プレイが出来ます。

『StarHorse』シリーズは発表から20年の歴史があり、今回は最新作『StarHorse4』が発表されました。前作よりパワーアップされ、たくさんの新しい要素が追加されています。

例えば、『新サテライト』は電動リクライニングと電動フットレスト機能付きで、プレイヤーに合わせてベストな位置を調整できますので、長時間ゲームを遊んでも快適です。

『秘書がサポート』の機能はスマホ版(5人)より6人の秘書を選択でき、プレイヤーに競馬ライフをサポートすることなどができます。(それ以外は全国リアルタイム対戦、スターホースカード、スタホTVなどの要素も追加されています。)

『スタホ4』コーナー

『スタホ4』コーナー前に、今回新たに追加された機能を説明するパネルが設置されました。

会場では実機の出展があり、体験プレイを楽しむ方にスタッフよりゲームの詳しい説明がされました。

会場ではイベントの開催もあり、プロデューサーの佐藤さん自らゲームプレイをしながらの説明もありました。

『WCCF FOOTISTA 2019』はプレイヤーがサッカーチームの監督となり、各選手のカードを集め、それらを自由に組み合わせてチームを作り、戦術を指示しながら試合をするというカードゲームです。今作の見どころは、リアルタイムでのカード印刷や可能になったことや、筐体に各ボタンの機能が追加されたところです。

『WCCF FOOTISTA 2019』のコーナーで4台の筐体があり、体験プレイができます。

『けものフレンズ』のアニメをご存知の方も多いのではないでしょうか。香港でも以前話題になり、普段アニメをあまり見ない私も『けものフレンズ』はよく知っています。自分自身は体験プレイをしていませんが、会場で体験プレイをしている方の横で様子を見て、ゲームプレイはとても簡単で操作がしやすいと感じました。幅広い年齢層の方で楽しんで遊べるゲームだと思いました。

『けものフレンズ3 プラネットツアーズ』は、前述の『WCCF FOOTISTA 2019』と同様に、カードはオンデマンド印刷で排出され、自由に各キャラクターのカードを組み合わせてバトルができます。ゲームプレイはターン制バトルで、攻撃と防御を発動する前にタイミングを合わせてボタンを押し、敵を倒すゲームです。可愛いキャラクター(カード)を集めたり育成したりできるところも、このゲームの魅力の一つです。

受付で予約することで、ビジネス関連の商談打ち合わせなどの対応も可能です。

体験プレイしている方の横で、ゲームプレイの様子を確認。

maimai でらっくす

音楽ゲーム向け最新作『maimai でらっくす』が会場に登場。前作より筐体の機能も進化し、カメラ、イヤホンジャックなどが設置されました。ゲームプレイもタッチモードに変更があり、プレイヤーのレベルより各設定が調整できるそうです。

『maimai でらっくす』のブースに皆が並んで体験プレイを楽しんでいます。

クレーンゲーム

他のブースにはメダルゲームとクレーンゲームが設置されており、こちらも体験プレイができます。

ここでちょっと休憩・・・

会場内にはたくさんの興味深いゲームがあり、全てのゲームをご紹介するのは困難なので、ここからは気になったゲームをいくつかピックアップしご紹介させていただきます。

次はタイトーさんのブースを紹介させていただきたいと思います。

去年の『東京ゲームショウ2018』へ参加した時、タイトーブースは少し小さかった印象でしたが、今回の『JAEPO』ではたくさんのアーケードゲームが登場、にぎやかな雰囲気を感じました。

タイトーさんのブースに行くと『SPACE INVADERS GIGAMAX』というタイトルゲームを見つけました。これは、昔リリースされたあの『スペースインベーダー』のアーケードゲームです。

何十年も歴史があるゲームですが、今回はさらに進化しており、ビッグサイズのモニターで複数のプレイヤーたちと同時に戦って敵を倒す体験プレイができます。インベーダーを撃って、最後のステージに進んだら巨大なボスが現れ、そのボスを倒すと各プレイヤーのランキングが表示されてゲームが終了するという流れです。

迫力のあるモニターで複数のプレイヤーたちと同時に戦って敵を倒します。

ゲーム終了時、各プレイヤーのランキングと成績が表示されます。

昔、アタリが発売した『PONG』は久しぶりに再び会場で再現され、オリジナル版からさらに筐体が進化し、ボールやラケットが磁力、モーターの技術などでパワーアップ。ゲームは二人対戦モード、AI対戦モードがあり、AI対戦モードでは3段階のレベルが選択ができます。今回ノーマルレベルを選んで体験プレイをしましたが、AIに惨敗。(パドル操作と動きが独特で、AIから跳ね返されたボールを打ち返す予測がちょっと難しい!)

『PONG』は長い間楽しまれているゲームですが、ゲーム内容とパワーアップされたハードウェア面を合わせると、アイデアが斬新で素晴らしい作品だと思います。

実際に二人対戦していることです。

『PONG』ビデオ

『SPACE INVADERS PINBALL JAM』『SUPER CHEXX PRO』などのゲームも出展されました。

バンダイナムコさんのブースにも様々なタイトルゲームがあり、今回、『ジョジョの奇妙な冒険 ラストサバイバー』『ソードアート・オンライン アーケード ディープ・エクスプローラー』『鉄拳7 FATED RETRIBUTION ROUND 2』『冒険川下りVR ラピッドリバー』『VS PARK ニゲキル』などが展示されていました。会場では特に2つのゲームの人気が高かったため、下記に詳しく紹介させていただきます。

ブースに様々なアーケードゲームされておりましたが、私は特にこちらのVRゲームが気になって仕方がありませんでした。プレイヤー4人で乗り込んで岩場のような場所で激流下りを体験するVRゲームですが、プレイヤーたちはお互いに協力してパドルのようなコントローラーを持ちながら障害物(岩、木など)にぶつからないように操作し、遺跡(ゴール)まで目指すというようなゲームです。画面の映像、プレイヤーたちの操作によって筐体も動きます。自身は体験プレイをせず横で見ていただけでしたが、リアルな激流下りを体験できるようなおもしろい内容だと思います。

ゲームのパネルの展示。臨場感あふれるデザインが素晴らしいです。

プレイヤーたちが遊びながら見ている映像は、上のモニターに映っています。

みなさんは実生活で、猛獣と自分、どちらが走るのが速いかなど競争をする機会は無いと思います。『VS PARK ニゲキル』は猛獣たちに捕まらないように、必死に走って逃げるゲームです。

最初にプレイヤーはランダムに対決相手となる動物(猛獣!)を選び、モニターに投影された映像を見ながら、猛獣に捕まる前にゴールまで逃げるというゲームプレイです。ゲームプレイがとても簡単ですが、超高速で走る猛獣たちから逃げることは容易ではないですよ。

ゲームタイトルとプレイヤーの必死そうな顔を見て一気に引き込まれる。

対決する前にランダムに動物を選びます。

あぁ大変!最強の相手、『チーター』をランダムで選んでしまった。

『バンダイナムコテクニカ』のブースには、『HALO FIRETEAM RAVEN 4 PLAYER』、『水でっぽう大冒険』、『リングトス』、『SUPER KIXX PRO』などのゲームが展示されています。

HALO FIRETEAM RAVEN 4 PLAYER

『HALO FIRETEAM RAVEN 4 PLAYER』は最大4人でプレイ可能です。

『HALO FIRETEAM RAVEN 4 PLAYER』ビデオ

水でっぽう大冒険

水鉄砲で敵を倒します。楽しそうですね。

『水でっぽう大冒険』ビデオ

コナミのブースでは、『DanceDanceRevolution 20th anniversary model』『アニマロッタ アニマと雲の大樹』『エルドラクラウン 紅蓮の覇者』などのタイトルが展示されており、体験プレイできました。

『DanceDanceRevolution』はもう20年ほどの歴史があるのですね!

このゲームは、昔、自分が高校生だった頃にゲームセンターでよく流行っており、学生を中心に、自分の友達もよく遊んでいました。会場にいたプロのような方が体験プレイするのを横で立ち見しておりました。

左側の方がとても上手で、目を奪われておりました。(笑)

『アニマロッタ アニマと雲の大樹』『エルドラクラウン 紅蓮の覇者』『ボンバーガール』などのタイトルの体験プレイができました。ブースのデザインもカッコイイです。

『エンハート』のブースにはお祭りの雰囲気が溢れていました。特に『おばけの射的屋』というゲームが気になって、自分も体験プレイをしました。それ以外は『バシャバシャ』、『もっとみんなでダービーダッシュ』などメダルゲームも展示されています。

おばけの射的屋

『おばけの射的屋』は最大3人プレイ可能であり、屋台のようなところに銃で景品を落とすシューティングゲームです。景品と突入するお化けを落としたりスコアを貯めたりそういうゲームプレイですが、全ての景品をクリアをすると、次のステージに進んで最終的にボスと戦うことになります。

更に、 貯めたスコアでそれぞれの特性を持っている弾丸に切り替えることが可能です。モチーフは夏祭りをテーマとしている射撃ゲームであり、ゲームプレイがシンプルだし、キャラクターも可愛くてかなり面白いと思います。日本国内のゲームセンターでは2019年夏頃に公開されるようですので、見かけたらぜひやってみましょう!

*余談ですが、このゲームのグラフィックとテーマは、昔、PS1で発売された『俺の料理』(ご存知の方いらっしゃいますかね?) みたいだなと感じました。子供の頃、弟とよくこのゲームで遊んでいて、素晴らしいゲームだったなと感じていました。

『エンハート』のブースはお祭りムードで活気があった。『おばけの射的屋』と『バシャバシャ』を体験プレイしました。

『おばけの射的屋』ビデオ

『サファリゲームズ』のブースには『VRお化け屋敷 呪刻列車・呪刻教室』『AKA & BLUE TYPE』、『AKYRIDS EXA』などのアーケードゲームが展示されていました。

『サファリゲームズ』ブースに数台の筐体が設置され、各スクロールシューティングゲームが体験プレイできます

『AKYRIDS EXA』ビデオ

Super Wing

『Super Wing』より開発された『ロボットバトル』は、ゲームの特徴はコントローラーが小さいボールを発射し、モニター画面に当てて敵を倒すシューティングアーケードゲームです。

右側の方は体験プレイして、コントローラーから発射しています。

『Robot Battle』ビデオ

15人以上で撮影ができるプリクラカメラ。スマホがこれから普及した今、プリクラは今後どうなっていくのだろうか。

『Cloudgate』のブース(韓国メーカー)はスポーツをテーマとした展示。『レジェンドスポーツヒーローズ』では、バスケットボール、サッカー、アーチェリーなどのゲームができ、プレイヤーはデジタル映像に合わせて、まるで本当に試合をしているかのような体験ができるようになっていました。家族など、幅広い年齢のプレイヤーと一緒に楽しむことが可能です。

『レジェンドスポーツヒーローズ』はスポーツとパーティーゲーム要素を融合、家族や友達と楽しんで遊べそうです。

クレーンゲームをメインに開発するメーカー、GPAcorpさんはブースには『バブルキャッチャー』、『G-CATCHERミニ✖ミニ』、『G-CATCHER ミニプラス』などのゲームが展示されていました。特に『バブルキャッチャー』の筐体のデザインがとても可愛くて、体験プレイをしている人の様子を見た後で自分もちょっとプレイしてみました。

『バブルキャッチャー』

『バブルキャッチャー』の遊び方はとても簡単です。

以下の写真のように、コインを投入し、回転している3つの穴を狙って、タイミングを合わせながらボタンを押し、大きいカプセルを落とします。3つの穴のどれかに入ったら景品をゲットできるというゲームです。更に筐体の色は三つ(緑、青、ピンク)があり、とても可愛いですよ。

可愛らしい見た目の筐体で、子供たちに人気が出るのではないかと感じました。

「バブルキャッチャー」影片

"Bubble Catcher" Video

他のメーカー

ブログでご紹介した以外にも、会場にはたくさんメーカーのブースがあり、『加賀アミューズメント』『mine's』『KNT 』『Amuzy』などのメーカーが自社の商品を展示していました。

中国メーカー『UNIS』のブースには主に『PONG』の筐体が展示されています。

『JAEPOショップ』には各ゲームメーカーの物品が販売されており、バッグ、ぬいぐるみ、カード、スマホケースなどの様々なグッズが勢揃いしていました。

帰る前に『JAEPOショップ』に立ち寄りましたが、ある商品は既に売り切れになっていました…。

最後

午後5時半くらいになると、会場から出る人も多くなります。

總結

今年、初めてこのイベントに参加しました。

会場には様々なゲームの最新作が出展されており、まるでゲームセンターのような雰囲気の中でそれらを体験することができます。外国人の自分から見ると、日本国内のアーケードゲーム産業は日々進化しており、本当に素晴らしいと感じました。

スマホゲーム市場がどんどん広がる一方で、コンシューマー、アーケードゲーム市場が若干衰退し始めているという声も聞きますが、娯楽媒体としてゲームはいかなるプラットフォームまたは形態にも限定されるべきではなく、時代が変わるとともにその時代に合った進化をし続けるべきだと思います。

最後になりますが、アーケードゲーム市場がこれからもさらに発展し、プレイヤーたちにもっと斬新な作品や体験をもたらすことを一(いち)プレイヤーとして希望します。

ここまでご覧いただきまして、ありがとうございました。

報告は以上です。

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